共用か?専用か?

 共用とは、一般の人も使える施設のことです。専用とは、車椅子の方しか使えない施設のことです。
 バリアフリーはバリア(障壁)を除く(フリー)ということです。車椅子の場合は段差が大きなバリアとなることが多いです。
 よって、段差をなくすことが必要になります。
 まず考えられるのは、階段に直接設置するエスカルです。この場合は一般の人は使用できないので、この施設は専用です。
 ほかの専用の施設は、車椅子専用エスカレーター、車椅子専用スロープです。
 バリアフリー化は、段差をなくす事が現在主流です。しかし、段差がバリアとなるものはたくさんあります。
 例えば、ベビーカーを使っている方はどうでしょうか?たしかに、段差はバリアになります。でも、車椅子専用エレベーターは使えません。
 そこが専用の落とし穴です。車椅子の方に配慮しすぎて、ほかの所にバリアが生じるのです。
 それに対して、エレベーターはベビーカーの方でも使用できます。これが最もバリアフリー化とされている理由と思います。
 しかし、人の目が気になるので、精神的につらいです。そこが問題点です。
 また、載せていない車椅子対応エスカレーターですが、車椅子専用でもない(通常は一般の人が使っている)ですが、車椅子運転している時は専用となります。この場合は、エスカレーターという機能に付属しているとみなされているようです。よって、共用です。
 では、共用と専用はどちらが良いのでしょうか。車椅子の方は専用だと思います。しかし、バリアフリーという全体を見てみると、共用が大切になってきます。答えはまだわからないですが、僕は共用のほうが良いと思います。最近の主流は共用ですし、現在、車椅子専用エレベーターは減りつつあります。社会は共用を選んだようです。

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